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「単純温泉」の特徴 | ||||||
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よく「単純泉」と呼ばれますが、正式には「単純温泉」です。 単純温泉とは成分が単純なのではなく、含有成分の量が一定量に達していないものを言います。 つまり体にやさしい成分の薄い温泉なので、刺激が少なく高齢者向きです。 温度の規定のみ温泉の定義にあてはまるので、「単純“温”泉」と呼ぶと考えてもいいでしょう。 また、温泉の刺激が少ないので、症状別に色々な泉質の温泉を選ぶ時、最初に入ることをおすすめするのが、「単純温泉」です。 急に成分が濃く刺激の強い温泉を利用すると、逆に体調を崩すことがあります。 単純泉は、含有成分が微量なため即効性は期待できませんが、石鹸の効きが良く柔らかく気持ちがよいです。 また、刺激が少ないので脳卒中のリハビリなどに利用され、「中風(脳卒中)の湯」「神経痛の湯」とも言われています。 アルカリ性単純温泉はpH値8.5以上の単純温泉です。弱アルカリ性単純温泉は、pH値7.5以上です。 (弱)アルカリ性単純泉の場合は、肌の角質をとる美肌効果があります。 単純温泉は、塩化物泉に次いで日本で二番目に多い泉質だったのですが、掘削技術の進んだ現在では、この単純温泉が一番多い泉質となり、全体の40%おも占めるというデータもあります。
単純泉は、「家族の湯」(子供、高齢者でも安心して入浴できる) アルカリ性単純泉は、「美肌の湯」
鎮静効果大きく病後回復、疲労回復、ストレス解消、健康増進などに効能があります。 温泉に共通する「一般適応症」として、下記の効能が認められています。 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、痔疾、慢性消化器病、冷え性、疲労回復、健康増進、病後回復期
胃の粘膜に弱い刺激を与える性質があり、慢性胃腸病、慢性便秘、リューマチ、腰痛、関節・筋肉障害、神経障害などに効果があります。
泉質別効能早見表
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「単純温泉」の特徴