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部分浴 | ||||||
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半身浴、寝浴以上に体への負担が少ないのが、体の一部のみを湯につける「部分浴」です。 循環器系に負担をかけず温熱等による効能を得ることができます。怪我や病気などで入浴できない場合にも有効です。
「足浴」なら読書もOK!
「足浴」による「温冷交互浴」は大変効果的です。 温冷刺激により抹消血管を広げ、疲労物質(老廃物)の乳酸を体外に排出する作用により疲労を回復させます。 この温冷交互浴は足裏マッサージのような効果があります。 足裏マッサージはツボ刺激と間違われがちですが、実際には「反射区」というものを刺激します。 足裏には、体の各個所に対応した「反射区」があります。 体に具合の悪いところがあると、その個所に対応した足裏の反射区の血管に老廃物がたまります。これをマッサージにより体外に排出しようというのが足裏マッサージです。 この反射区は足裏のみならず手など全身に存在します。 中でも、足と手に集中しているのです。 そこで、部分浴の一つ「手浴」で「温冷交互浴」をするのも効果的です。 このような「温冷交互浴」の原理から、血液中の老廃物を体外に排出するために、水分を多く摂ることが大切です。是非、「温冷交互浴」をお試しください。 「疲労回復」とともに、「万病予防」の入浴法と言っても過言ではありません。
手と前腕をたらいのような器につける方法が一般的です。42℃程度の湯に5分ほどつけるのが一般的ですが、症状により、分割浴で数回に増やすことができます。 手浴だけで血行障害がよくなり、筋肉疲労や冷え性が改善されることがあります。 これが「手浴」です!
腰をおろした姿勢で、お尻をたらいに入れる入浴法です。 痔のうっ血した部分の血行を改善させます。水温は、あまり熱くしないで、38℃程度で10分も入浴すれば十分でしょう。 「基本的な入浴法もくじ」に戻る |