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スキー健康法とスキーワンポイントレッスン | ||
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スポーツは体によいものであることは間違いありませんが、スポーツにより体をこわすことも珍しくありません。 スポーツには体を非対称的に使うものがほとんどです。球技でボールを扱う際は利き手中心になります。 陸上競技でも、特にフィールド競技では踏み切りの足が決まっています。 このようなスポーツでは、体に“ゆがみ”が生じることもあります。 その点、体を対称的にバランスよく使うスポーツは、スキー、水泳が代表的でしょう。 (水泳もクロールでは息継ぎの方向は左右どちらかに限られます) また、もっとも加齢により衰えやすいのが脚の筋力ですので、その点でもスキーは有効な健康法です。 そして、野外の白銀の世界でおこなうことから、「転地効果」も高いのです。 是非、スキーで健康になってください。 スキーの健康効果・・・ 【1】大自然の中で「転地効果」 【2】加齢とともに衰えやすい脚力を鍛える〜脚力と寿命は比例する! 【3】体の左右バランスよく使う数少ないスポーツ 体のゆがみをとる体操はこちら → ストレッチ スキーの後の疲労回復入浴法はこちら → 超疲労回復入浴法
【スキーの達人「金子裕之」が教えるスキーワンポイントレッスン】 金子 裕之(かねこ ひろゆき) 昭和31年、赤倉温泉に生れる。 1990年 第16回全日本スキーデモンストレイター選考会にて3位で認定。 種目別では、「コブ競技」にて1位入賞を果たし、「コブの金子、急斜面の金子」としてあまりにも有名。 デモンストレーター認定連続12年。 現在は、フランスで技術を学ぶ。 カービングスキーの普及により、従来のスキー板より長さが短くサイドカーブがきつくなりました。 スキー板自体にターン(弧)を描ける性能があるために、簡単にターンを描くことができるようになっています。 滑るポイントとしては、スタンスを肩幅以上にしてください。 そうすることによって、エッジ操作を使いやすくすることと、安定感がでてきます。 次にスキー運動は、歩く動作と同じで交互運動を意識してください。 左右のウェイトシフトがポイントになります。 歩く際、右足を前に出す時は左足に体重を乗せて蹴り、左足を前に出す時は右足に体重をのせて蹴るという具合に、右ターンでは左足荷重、左ターンでは右足荷重ということをターンごとに繰り返すウェイトシフトを意識しましょう。 要領としては、スタンスを広くとり、交互にスネ骨で先方にブーツを押すようにすると簡単に弧が描けますよ。 この時、ストックを持った腕は体のラインより前に出しましょう。バランスが良くなります。 ターンができるようになったら、スピードアップ!気持ちがいいですよ。 ただし、オーバースピードには、注意してください。ケガは自己責任ですからね。 私は、赤倉温泉スキー場にいますので、気軽に声をかけてください。よろしく! ●カービングスキーのポイント・・・ 【1】スタンス(足の幅)は、肩幅以上。 【2】ターンは、歩く動作と同じく交互運動を意識し、左右のウェイトシフトをおこなう。 【3】その際に、交互にスネ骨でブーツを押すように荷重する。 【4】ストックを持った手は、体のラインより前に出し、バランスをとる。 |