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入浴と相乗効果のある「食」選び | ||||||||||||||||||||
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温泉療養の特徴として、「血行を良くする」「(抹消)血管を拡張させる」とう効果があります。 この効果が、万病を予防すると言っても過言ではりません。 一方、この効果を得る過程において、血圧を上げる等のリスクもあり、高血圧、心筋梗塞、脳梗塞のような血管、血液が原因の症状には注意が必要です。 そこで、いわゆる「ドロドロ血」「ベトベト血」を解消し、「サラサラ血」をつくることにより、温泉療養の効果に相乗効果をもたらすことが期待できます。 この「サラサラ血」づくりには食事療法(意識的食生活)が必要になります。下記はその一例ですので、参考になさってください。
●入浴による発汗で、血液の粘度が高まりますので、入用前後に各々1杯ずつの水を飲む習慣をつけることも大切です。
以上を見てみると、旅館の料理には、「サラサラ血」づくりの食材がたくさんあります。 また、日本人にとって理想的な食事は、旅館の朝食とも言われます。
本来、日本で習慣とされていた「和食」の食生活は、健康増進においてほぼ完璧だったと言われています。 各々の食材の栄養価、栄養バランスもさることながら、「食べ合わせ」が素晴らしい知恵であったのです。 ここでは、和食の“食べ合わせの妙”の紹介とともに、西洋のサラサラ血づくりの知恵も併せて紹介します。 「サラサラ血」づくり、「抗酸化作用」(活性酸素除去)において、前記の食材を単独で摂るよりは、食べ合わせを考えた料理を摂る方がはるかに効果が高いのです。 そこで、ここに一例をあげてみます。
当り前と思われがちな食事に関する知恵は、万病予防の法です。是非心がけておこないたいことをあげてみました。 ★腹八分目 満腹状態は、消化能力を落とします。 ★よく噛む よく噛むことは、消化を助けるだけでなく、脳を活性化させたり、脂肪燃焼の効果もあるのです。 また、噛むほどに唾液が出ますが、発ガン性物質の90%は唾液の力で消滅させることができるのです。 少なくとも1回につき30回以上噛みましょう。普段は、自然に30回噛める習慣をつけ、消化の悪そうなもの、添加物等体に害がありそうなものを含む場合は意識して50回噛むように心がけましょう。 ★寝る前には食べない(夜食は摂らない) 寝る前にものを食べると、睡眠中も消化器官が働くので、睡眠を妨げます。少なくとも寝る前2時間はものを食べないようにしましょう。 また、体の細胞は、午後10時から午前2時の間に分裂がさかんになるので、この時間は本来寝ていなければならないのです。夜8時までに食事を済ませ、10時までには寝るのが理想的です。 規則的な食事と早寝早起きは、当り前のことながら健康法の原点です。 |