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「二酸化炭素泉」の特徴 | ||||||
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文字通り二酸化炭素を含む温泉です。 泉温が高くなると炭酸が気化、遊離するため、一般に泉温は低いです。 入浴すると小さな気泡が身体に付着するため「泡の湯」ともいわれています。 炭酸ガスは皮膚から吸収され、毛細血管や細小動脈を拡張し、血液の循環をよくするため泉温が低くても入浴後は温まるのです。 また、心臓の拍動を増加させなくても血液の循環が良くなるため、血圧を下げる特徴もあります。 高血圧や心臓病に効くのはこのためで「心臓の湯」とも呼ばれます。 二酸化炭素泉は飲用すると若干の酸味と清涼感があり胃腸を刺激するので利尿作用、鎮静作用、食欲増進などに効果があります。 なお、二酸化炭素泉は空気に触れたり、時間がたったりすると効能成分が失われやすいので、温泉が浴槽の下から注がれている風呂が理想的です。
「心臓の湯」
炭酸ガスの無数の泡が、皮膚に直接刺激を与えて、毛細血管を拡大させる性質が有るため、血液の循環を促進させ血圧を下げる効果があります。 心臓病、動脈硬化、高血圧、神経痛、胃腸、便秘、利尿、切り傷、火傷、運動麻痺、筋・関節痛、打撲、冷え性、更年期障害、不妊症などに効能があります。
飲用する事により、胃腸の粘膜の働きを促進させるため、慢性消化器病や、慢性便秘、食欲増進に効果があります。 また、利尿効果があるため尿路疾患・腎臓病などに効果があります。 下痢の時は、飲泉はしてはいけません。
泉質別効能早見表
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「二酸化炭素泉」の特徴