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ぎっくり腰体験記
と腰痛予防法

 ぎっくり腰の原因

温泉ソムリエとして健康には注意しないといけない私遠間和広は、ぎっくり腰を体験してしまいました。
原因は、各種スキー大会の役員としてゲレンデに出て、数十キロの荷物を持ちながらの滑走をするなど腰に負担をかけ続けていたところ、仕上げに急なターンをして、ギクリときてしまったというものです。
寝返りすらできず、数日寝たきりの状態でした。

さて、ぎっくり腰になったときの治療ですが、まずは病院で原因を調べてもらうことから始めましょう。
ぎっくり腰は病名というよりは症状名ですので、原因はいくつかあります。主なものは下記の3つです。

【1】背骨のズレ。
【2】椎間板ヘルニア。
【3】肉離れなど筋肉の支障によるもの。

腰痛には温泉療養がいいと言いますが、いずれも症状の緩和にはなるものの上記「1」「2」のような骨が原因の場合は、外科的治療も視野に入れた根本的な治療が必要です。決して温泉だけに頼ってはいけません。
「3」の筋肉性の腰痛の場合は、安静とともに温泉療養(入浴療養)は効果的です。
そこで、主に筋肉性腰痛の場合の温泉療養についてまとめてみます。

 筋肉性の腰痛温泉療養の基本

【1】温泉入浴による温熱効果や薬理効果を得やすくするために、「半身浴」や「分割浴」といった入浴法を心がけます。

【2】腰が一番痛いとき(朝起きたときなど)に湿布を貼る方がいますが、湿布の効果を最大限に得たければ、入浴直後の筋肉がほぐれ痛みのないときに貼ります。

【3】インドメタシン配合のものがよく効くといいますが、刺激が強いのか1日2回を限度としてくださいという注意事項がある場合が多いです。私は、肌が強い方で限度の2回貼っても大丈夫ですので、1日2回入浴し、その直後に湿布を貼りました。

そして、予防法としては、柔軟で前後左右バランスの良い筋肉を作るためにストレッチをするのが、効果的です。
これまた、入浴直後の筋肉がほぐれている状態でおこなう方が効果が高いです。
ただし、腰を痛めた後はしばらく安静にし、腰が痛いときに無理なストレッチはしないようにしましょう。

 腰痛予防の入浴体操


力士がおこなう「またわり」のようなポーズをとります。
つま先は、左右にしっかり開き、膝は直角に。
骨盤の周りの筋肉をほぐします。
しかし、結構つらいポーズで、長くはできないので、
温泉ソムリエとしては、入浴中におこなうことをおすすめします。
 ↓↓↓


温泉の浮力があるので、楽ですから長くストレッチの体勢がとれます。
自宅のお風呂では脚を広げるスペースがない場合多いので、
温泉地で最適なストレッチです。


入浴後にストレッチをするのが最適ですが、これはダメな例。
無理に体の前屈をしようとして、腰や背中がまがり、よけい腰を痛めます。
そこで・・・温泉ソムリエオリジナルストレッチ!
 ↓↓↓


膝を折ることにより、腰が曲がらないように、腿にピッタリ体をつけます。
息を止めずに自然呼吸をします。
ゆっくり息を吐いて筋肉が伸びるのを実感するのがベスト。


徐々に体が柔らかくなってくるので、徐々に脚を伸ばす。
この時も、腿と体は離さず、腰をまるめないように注意する。


 筋肉性腰痛の治し方と予防法まとめ

●腰痛の温泉療養(入浴療養)

【1】温泉入浴による温熱効果や薬理効果を得やすくするために、「半身浴」や「分割浴」といった入浴法を心がけます。

【2】腰が一番痛いとき(朝起きたときなど)に湿布を貼る方がいますが、湿布の効果を最大限に得たければ、入浴直後の筋肉がほぐれ痛みのないときに貼ります。インドメタシン配合のものが効果が高いようです。

●腰痛の予防法

柔軟で前後左右バランスの良い筋肉を作るためにストレッチをするのが、効果的です(上記も参照)。これまた、入浴直後の筋肉がほぐれている状態でおこなう方が効果が高いです。





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腰痛予防入浴法
〜ぎっくり腰体験記〜